一般的な矯正歯科治療に加え、顎変形症、口唇裂・口蓋裂、先天性疾患を有する患者の歯、咬合、顎骨および顔面の不調和に対し形態的、機能的な口腔環境の不調和を除去し、限りなく健常な状態へ近づけることを目標とし、日々の臨床治療を行っております。
当分野では、矯正歯科治療の専門性をさらに高めるために臨床グループを5つに分け、それぞれのグループが互いの連携を保ち臨床を行っております。
顎変形症とは上あごまたは下あごあるいはその両方の大きさ・形・位置などの異常によって、顔面の変形と咬み合わせの異常を起こしている状態を言います。咬み合わせに加え骨格の問題が認められる場合には、矯正歯科治療単独での治療は難しく、あごの骨を切る手術を併用する外科的矯正治療が行われます。外科的矯正治療により、上あごと下あごのバランスおよび咬み合わせは改善し、咀嚼機能や発音をはじめとした口腔機能も改善されます。
当分野では顎変形症を専門としている口腔外科医とチームを組み、それぞれの専門知識や技術を集約し、患者さんに適した最新の治療を行っております。治療を希望される方は、ご相談ください。